●米・米麹を主原料に、醗酵を終えたもろみは、圧搾機で搾られ、酒と酒粕に分けられます。
●無濾過とは、醗酵して搾った後でフィルターとかで濾過しないお酒です。お酒の色々な成分がまだ残っています。
●生酒とは、搾りたての新酒を火入れ・加熱しないお酒でフレッシュ感が特徴です。生々しい雰囲気があります。
●原酒とは、通常搾ったお酒は加水しましてアルコール度を調整しますが、原酒は加水していないのでアルコール分は高く、
18 〜20 度もあり、風味は濃醇です。
<店主からの一言>
日本酒本来の風味をできるだけ残したお酒です。以前は、醗酵が終わった時期に蔵元でしか飲めなかった貴重なお酒です。
冷蔵設備と流通の整った最近でこそ一般の方にも楽しめるようになりました。限られた酒店しか蔵元も販売を認めてない銘柄も
数多くあります。新酒の時の、フレッシュな美味しさも良いですが、半年・一年・二年と経ってきますとアルコールの角が取れた
円やかさも出てきて旨みも増します。さらに数年経ちますと熟成感を醸しだします。無濾過生原酒は、最も早く明確にそれらの
特徴を出すお酒です。
お酒というのは、酒類に係わらず時間経過と共に円やかく美味くなるものだと思います。人間もそうなったら良いと感じいるのは
私だけでしょうか。
兎に角、是非一度お試しください。
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